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株式会社オフィスシオン 専務取締役 寺本恵美子
葬儀の現場はここ数年めまぐるしく変わりました。特に規模の縮小化が進攻し家族葬の要望は急増しています。介護の問題とともに葬儀の問題もクローズアップされてきました。また、この葬儀本サイトのようにインターネットの普及とともに今までは入りにくかった葬儀に関する情報も誰もが簡単に得ることができるようになりました。私はそれでもまだまだ消費者には情報量が不足しているように感じています。家族葬はご遺族にとっていいものであるにもかかわらず、葬儀産業の売上を減少させるもの、また1軒の葬儀社の経営を圧迫させるものとして葬祭業界からは敬遠されがちです。そこで、家族葬を専門に取り扱う葬儀社を始めてみようと考えました。従来の葬儀社と違い、不要な贅肉部分を削除することで、できる限り安価に家族葬を提供できるようにさせていただきました。そして、価格以上に近年のご葬儀でご遺族が求めているものは「癒しの心」であることを痛感しています。この業界に長年従事しているとともすれば1軒のお葬儀が流れ作業的に通過していくようなことがありがちです。しかし、葬儀は亡くなられた方ひとりひとり違うものであるのが当然のことだと思います。家族葬が普及している要因が葬儀の費用の問題だけでなく、「故人が偲ばれる葬儀」「最後の時の心行くまで」との思いが強まっている証ではないかと考えています。
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